育毛剤を即効性で選ぶなら医薬品がおすすめ 2017.08.25
薄毛の症状を改善するためには、育毛剤を使ってヘアサイクルを正常に戻す必要があります。
しかし、市販の育毛剤は効果が緩やかなので、ヘアサイクルを正常に戻すには非常に長い期間が必要です。
しかし、一刻も早く薄毛を改善したいという方も多くいらっしゃるとは思います。
そんな方におすすめなのが医薬品の育毛剤です。
今回は、効き目に即効性がある医薬品の育毛剤についてご説明します。
育毛剤は長期の使用が前提の製品
「一刻も早く薄毛を改善したい!」
このように育毛剤に即効性を求めて手を伸ばされる方も多いですが、基本的には効果を実感できるまでには最低でも半年程度は使用を続けなければなりません。
ただ、3ヶ月程度で効果を実感できたという方もいらっしゃれば、1年間使用してやっと効果を実感できたという方もいらっしゃいますので、半年という期間はあくまで目安となっています。
また、このように効果が表れるまでに長い期間がかかるのは、ヘアサイクルが関係しているからです。
ヘアサイクルは髪が成長してから抜けるまでのサイクル
薄毛の改善にはヘアサイクルが密接に関わっています。
このヘアサイクルとは、髪の元となる細胞が生まれてから成長する成長期、成長が遅くなり止まってしまう退行期、成長がとまった髪が抜けるまでの休止期という3つの期間からなるサイクルのことです。
つまり、成長期で新しい髪が生えてくると、休止期の髪は押し出されて抜け毛となるというサイクルで、髪は生えたり抜けたりを繰り返しているのです。
薄毛の原因はヘアサイクルの乱れ
基本的には成長期が2~6年程度、退行期が2~3週間程度、休止期が2~4ヶ月程度と言われています。
そして、薄毛の方というのは、このヘアサイクルが乱れているために起こる症状です。
ヘアサイクルが乱れると、成長期が早く終わってしまったり、退行期や休止期が早く来てしまったりします。すると、髪がやせ細ったままで成長が止まったり、いつもより早く抜けたりするのです。
育毛剤は乱れたヘアサイクルを正常に戻す
育毛剤の役目は乱れたヘアサイクルを正常に戻すことです。
そのために、血行を良くして髪に栄養が届きやすくしたり、保湿や皮脂を抑制することによって頭皮の環境を整え、髪が成長しやすい環境を作り出しています。
ただ、乱れたヘアサイクルを元に戻すのは簡単ではなく、一朝一夕で行えることではありません。
そのため。育毛剤は長期的な使用が重要となってくるのです。
ヘアサイクルと生活習慣の関係
ヘアサイクルが乱れる原因には生活習慣が大きく関わっています。
栄養バランスの偏った食事や睡眠不足など日頃から規則正しい生活を送っていない方は、ヘアサイクルも乱れやすくなっており、現在は大丈夫でも将来薄毛に悩む可能性が高いです。
また、生活習慣が乱れたままだと育毛剤を使用していても、効果を実感するまでに通常よりも長い期間がかかってしまいます。
そのため、生活習慣が乱れているという方は、育毛剤の使用と並行してそちらの改善も行いましょう。
医薬品の育毛剤は即効性が高い
育毛剤は医薬品・医薬部外品・化粧品といった3種類に分類することができます。
そして、市販の商品や通販で変える商品は、そのほとんどが医薬部外品や化粧品です。医薬部外品や化粧品は効果が緩やかなことが特徴で、誰でも手軽に利用することができます。
ただ、病院や一部の薬局で購入できる医薬品はこれらとは全くの別物です。医薬品は効果が強力なことが特徴で、商品によっては医師の処方箋が必要なものもあります。また、効果が強力なだけあって効き目に即効性がある商品も多いです。
副作用のリスクもある
「効果が強力で即効性もある」と、これだけ聞くと医薬品の育毛剤に手を伸ばしたくもなりますが、医薬品を使用するには副作用が起こるリスクが付き纏います。
この副作用は効果が強く即効性の高いものほど起こる可能性は高く、その症状も重くなることが多いです。
医薬品の育毛剤の中には、女性が触れるだけで不妊になるというものもあり、その効果の恐ろしさを垣間見ることができます。
効果が強力で即効性の高い育毛剤の特徴
育毛剤といえば頭に塗布するタイプの製品を想像される方が多いと思いますが、医薬品には錠剤を飲む内服タイプの製品も多いです。
そして、この内服タイプは効果が強力で即効性が高いものが多くなっています。
また、効果が頭部だけではなく全身に作用するので、使用する際にはそちらにも注意が必要です。
自分に合っている育毛剤を使用することが大事
ドラッグストアなどで気軽に購入できる育毛剤は医薬部外品や化粧品であることが多く、効果を実感するには長い期間が必要となります。対して、病院などで処方される育毛剤は医薬品であることがほとんどで、医薬部外品や化粧品と比べても即効性が高いです。
効果が強力で即効性もあるため副作用のリスクがある医薬品。
効果が緩やかなので副作用のリスクない医薬部外品や化粧品。
どちらのほうが自分に合っているのかをよく考えてから使用するようにしましょう。