手軽に薄毛改善!育毛剤には医師や薬剤師の処方箋は必要ない 2017.09.07
育毛剤は、薬局やドラッグストアで誰でも簡単に購入することができますので、薄毛や抜け毛の対策として非常におすすめです。
ただ、育毛剤と名前も見た目も似ている発毛剤の中には、医師や薬剤師の処方箋がなければ購入することができない製品も少なくありません。
今回は、育毛剤と発毛剤の違いや医師や薬剤師の処方箋が必要な商品についてご紹介します。
育毛剤は手軽に利用できるのが魅力
薄毛や抜け毛に対する対処法は植毛やレーザー治療、カツラなどいくつかあります。その中でも、育毛剤の使用するというのは、薄毛改善のために行える最も手軽な方法なので非常におすすめです。
薬局やドラッグストアで購入すればその日から使用できますし、インターネット通販でも購入すれば自宅にいながら使用を始めることができます。また、病院や専門クリニックでの薄毛治療は保険適用外のためどうしても高額になってしまうので、コストの面においても育毛剤のほうが手を伸ばしやすいですよね。
育毛剤は基本的に誰でも使用することができる
薬局やドラッグストアで販売されている市販の育毛剤は、他の薬品のように医師や薬剤師の処方箋がなくても使用できます。これは、効果が緩やかなため身体に大きな副作用を及ぼす可能性が低いからです。
極稀に製品のアルコール成分が肌に合っておらず、かゆみが発生してしまったなどという副作用の報告もありますが、基本的には育毛剤の使用を中止すれば直ぐに治まるような症状ですのでご安心下さい。
発毛剤の中には医師や薬剤師の処方箋が必要なものもある
育毛剤と同じような名前で似たような見た目の発毛剤。そのため、どちらも同じ育毛剤と認識されている方も多いです。
しかし、見た目や名前こそ似ている両者ですが、その役割や含まれている成分は全く異なります。
発毛剤の中には医師や薬剤師の処方箋が必要なものもあるので、これから購入を検討している方は注意が必要です。
育毛剤と発毛剤の違い
育毛剤と発毛剤の最も大きな違いはその効果の強さ。効果が緩やかな育毛剤に対して、発毛剤の効果は非常に強力なものとなっています。
これは、育毛剤は髪の成長を助けて髪を育てることを目的とし、発毛剤は髪の生成を促し髪を生やすことを目的としているからです。発毛剤は効果が強力なため副作用も大きい傾向にあり、重度なものであれば不妊やうつ病を発症の発症も報告されています。
医薬品の製品は全て医師や薬剤師から説明を受けなければいけないわけではない
その効果の強さから医薬品に分類される発毛剤。しかし、医薬品の中にも以下のような分類があります。
- 要指導医薬品
- 対面して書面での情報提供が必須
- 第1類医薬品
- 書面での情報提供が必須
- 第2類医薬品
- 情報提供をするように努めなければならない
- 第3類医薬品
- 情報提供に法律上の規定はない
つまり、発毛剤の中でも第1類医薬品に分類されるもの以外は、医師や薬剤師の処方箋は必要ありません。
大正製薬のリアップは医師や薬剤師の処方箋が必要
水谷豊さんのCMなどでも非常に人気の発毛剤である大正製薬のリアップですが、こちらの商品は第1類医薬品に認定されています。
そのため、購入するうえで医師や薬剤師からの商品についての説明を受けなければなりません。
ちなみに、リアップはより効果が強力になったリアップx5プラスや女性用のリアップリジェンヌなども販売していますが、これらは全て第1類医薬品となっていますので、リアップシリーズを購入したい場合は薬剤師が常駐している薬局を選びましょう。
リアップに含まれるミノキシジルの効果と副作用
リアップが第1類医薬品に分類されているのは、ミノキシジルという強力な成分が含まれているからです。
このミノキシジルは、血管を拡張する効果があるので薄毛の原因である血行不良を改善してくれます。しかし、その一方で副作用として動悸や不整脈、性欲減退などが起こる可能性もあるようです。
リアップシリーズを使用する際には、このことをしっかりと頭に入れておきましょう。
リアップの使用を控えたほうが良い人
リアップは副作用が強力なため、使用を避けたほうが良い方もいらっしゃいます。
具体的には、血圧の薬を飲んでいる方など血圧に不安がある方は使用を控えるようにしてください。これはミノキシジルの血管拡張作用によって血圧が下がりすぎてしまう可能性があるためです。
また、性欲減退なども副作用として報告されているため子供を望んでいる方も控えるようにしましょう。
育毛剤と発毛剤の違いを正しく理解して自分に合った商品を選ぼう
育毛剤は効果が緩やかなため医薬部外品や化粧品に分類されますが、効果が強力な発毛剤は医薬品に分類されています。
名前も見た目も似ている両者ですが、発毛剤は育毛剤と比べて大きな副作用を引き起こす可能性がある製品です。そのため、医師や薬剤師の処方箋がなければ購入できない商品もあります。
「副作用のリスクはあるが効果は強力な発毛剤」と「効果は緩やかだが副作用のリスクもほぼない育毛剤」のどちらが自分に合っているのかをしっかりと確認してから使用するようにしましょう。