今使っているものは安全?副作用の危険性を持つ育毛剤とは? 2017.10.30
ごく一部の育毛剤には強い副作用があり、また一般的な製品であっても副作用が起こる可能性もあります。
育毛剤は思ったより危険なのではと考えた人も少なからずいるでしょう。
しかし薄毛は放っておくとどんどん進行していくので、放置しておくわけにはいかないのが現状です。
であれば尚の事安全に使える育毛剤をきちんと選ぶ必要があると言えます。
そこで今回はどのような育毛剤が副作用の危険を持つのかについて解説していきたいと思います。
強い作用を持つ育毛剤は副作用の危険があるが薄毛治療に大きな効果をもたらす
育毛剤は作用が強いものであるほど副作用の危険も高くなっていると言えます。
その最たるものが医薬品タイプの育毛剤であると言えるしょう。
医薬品として使用されているものは医療成分が配合されているため、確実な効果が保証されているという特徴があります。
しかし上記で述べたように成分の作用が強いで、人の体に様々な副作用を起こしてしまうというデメリットも有しています。
医薬品タイプはAGAに高い効果を発揮するため使用する人が後を絶たない
いくら効果が高いからといって副作用を持つ育毛剤を使う必要なんてあるのかと思いますよね。
確かに副作用の危険があるものなど誰も使わないのが普通です。
しかし薄毛の原因がAGAという男性型脱毛症である場合話は別です。AGAは頭皮の血行を良くするなどのケアでは進行を止めることはできず、原因に直接作用する専門的な治療が必要となります。
そのAGAに高い効果を発揮するのが医薬品タイプの育毛剤なのです。
さらに厄介なことにほとんどの薄毛の原因がAGAとされていますので、たとえ副作用があるとしても使用する人が後を絶たないのです。
医薬品として使われる育毛剤は肝機能障害など大きな副作用が出ることも
医薬品タイプの育毛剤ではミノキシジルタブレットが挙げられます。こちらは元々薄毛治療のための薬ではなく高血圧治療のための薬だったのですが、血圧を下げるほかに使用者の体毛が増える作用があることがわかり育毛剤としても使われるようになりました。
ミノキシジルタブレットは高い発毛効果が期待できますが、代わりに全身の体毛が濃くなるのをはじめ、肝機能障害/多臓器不全/心臓への負担など様々な副作用があります。
とくに心臓病や高血圧症を抱えている人が使用すると非常に危険です。以上のことからミノキシジルタブレットの安易な利用はおすすめできないと言えます。
薬効成分を使っている以上効果が高い育毛剤ほど副作用の危険は高まる
育毛剤は医薬品ほどの大きな作用は持っていないものの、薬の一種であることに変わりはありません。
言うなれば一般的なお店で販売している医薬部外品であっても、何かしらの副作用が起こる危険はゼロでは無いと言えます。
多くの消費者が個人的に使用しても安全であるように、効果は緩やかになってはいますが成分が持つ薬効によって体に影響を与えるものですから、その点においてはいくら効果が小さくても医薬品とほぼ変わりません。
薬効を持つ成分は効果が大きいほど副作用のリスクが高まる
そして育毛剤を使う上で心得ておきたいのは、薬効を持つ成分を使っている以上は副作用も必ず存在するという点です。
そして薬というものは効果が強ければ強いほど、副作用も比例して大きくなるという特徴があります。
そして万が一使用者の体質に成分が遭わなかった場合、副作用として様々な症状が起こる危険があります。
一般的なドラッグストアなどで販売している育毛剤の効果が緩やかになっているのも、副作用を考慮してなるべく抑えるためであると言えます。
海外製や化学合成成分が多い育毛剤は副作用の危険性が高い
必ずしも全ての育毛剤が副作用を持つ危険があるとは言えませんが、どのような製品に注意しておくべきかを知っておくのは大切なことです。
ここでは副作用が疑われる育毛剤の特徴についてご紹介していきたいと思います。
海外で作られた育毛剤は体質に合わない可能性が高い
海外でもいろいろな育毛剤が発売されており中にはネット通販で購入できるものもあります。
しかし国外で製造された製品を使用するのはおすすめできません。
まず海外製の育毛剤はその国の人の体質に合わせて作られているので、日本で生活している人の体質に合わない可能性も大いに考えられます。
「地域による体質の違いはかなり大きいので、ともすれば使用することで有害な効果が現れることもあります。
化学合成による成分は作用が強いものの副作用が出る可能性が高まることもある
また自然由来でない化学物質や添加物を多用している育毛剤も副作用の危険性が考えられます。
ミノキシジルをはじめ化学合成によってできた物質は強い作用を持っており、自然由来の成分より効果は高いのですがその分副作用の危険も高くなっています。
全ての化学物質が体に悪影響を与えるとは言えませんが、人の体に対する影響が自然の物質と異なるのも確かです。
育毛剤で使用されている添加物の中ではアルコールなどが挙げられます。
またエタノールもアルコールの一種であり共に強い殺菌作用や洗浄力を持つものの、肌への刺激性が強い成分となっています。
毎日使用する育毛剤選びでは以上のことに注意した上で安全に使えるものを選ぶように心がけましょう。