髪を切りすぎた時に育毛剤で髪は伸びるのか? 2017.08.02
髪を切りすぎた経験は誰でも一度や二度はありますよね?
特に。前髪を切りすぎてしまった時なんかは学校や会社にも行くのも憂鬱になります。
しかし、そんな時にはもしかしたら育毛剤が救世主になってくれるかもしれません。
今回は、育毛剤で髪を伸ばすことができるのかを検証していきます。
育毛剤で髪は伸びる可能性がある!
結論から言えば、育毛剤で髪が伸びる可能性は多いあります。
これは、育毛剤には髪や頭皮の環境を改善したり整えたりする成分がたくさん配合されているからです。
ここでは、髪が伸びるために育毛剤にはどのような効果が期待できるのかをご紹介します。
頭皮の血行促進効果
育毛剤の中には、血行を良くする効果のある成分が配合されている商品もあります。
頭皮や髪への栄養は血管を通して送られているので、血行を良くすることは育毛には非常に有効な手段となっています。
また、実際に頭皮の血行不良による薄毛に悩んでいる方も多く、血行促進効果のある育毛剤を使用すれば髪が伸びる可能性にも大いに期待できます。
頭皮マッサージも血行促進には有効
血行を良くしたい場合には頭皮マッサージも有効となっています。
頭皮マッサージとは、指の腹で頭皮を優しく揉むようにマッサージすることであり、入浴後などに行なうと効果的です。
ただし、頭皮が乾燥した状態でマッサージを行ってしまうと、頭皮を痛める恐れもありますので、入浴後以外にマッサージをする場合はオイルなどを使って滑りを良くした状態で行うようにしましょう。
皮脂の除去効果や栄養補給にも育毛剤は役立つ
育毛剤には血行を促進させる以外にも様々な効果があります。
たとえば、皮脂や汚れを除去する効果も育毛剤の効果の一つです。毛穴に皮脂や汚れが詰まっていると髪が成長することの妨げになりますので、髪を早く伸ばしたい方には皮脂を除去する効果の成分が含まれている育毛剤を使用することをおすすめします。
育毛シャンプーもおすすめ
「皮脂を除去するためだけに育毛剤を購入するのはちょっと…」
という方にもおすすめなのが育毛シャンプー。
育毛シャンプーは洗浄力が強く毛穴の皮脂や汚れを除去してくれるにも関わらず、頭皮への刺激は少ないので肌に優しいシャンプーとなっています。
また、育毛に有効とされる成分も配合されているので非常におすすめです。
栄養付与には亜鉛やビタミンが配合されているものを使う
髪はそのほとんどがタンパク質でできており、その他にも亜鉛など様々な栄養素から成り立っています。
育毛剤には亜鉛が含まれている製品もあり、こういった製品を使用することによって髪に栄養を補給することができ、髪を早く伸ばすことができます。
もちろん、これらの栄養素は日々の食事やサプリメントから摂取することも有効です。
普段の生活習慣が乱れている方は要注意
髪にはヘアサイクルというサイクルがあります。
簡単に説明すると、髪が生えてから成長する成長期、髪の成長が止まる退行期、抜けることを待つ休止期という3つの期間をまとめてヘアサイクルと呼びます。
そして、このヘアサイクルがうまく回っていることが健康な髪や頭皮を保つためには必要不可欠です。
しかし、睡眠不足や偏食といった生活習慣の乱れによって、このへアサイクルも乱れてしまいます。
そうすると、髪がなかなか伸びなかったり早く抜けてしまったりするので注意が必要です。
ストレスもヘアサイクルに大きな影響を及ぼす
髪の成長にはヘアサイクルを正しく回すことが重要ですが、ストレスによっても大きな影響を受けます。
しかも、偏食によって栄養素が偏っても育毛剤やサプリメントなどで補えることもありますが、ストレスの場合は対処のしようがありません。
そのため、強いストレス環境下に身を置いているという方は、一刻も早くその状況を改善しなければ、髪が伸びる速度も遅くなってしまう可能性が高いです。
育毛剤はあくまでも補助の役割
育毛剤は使用すれば勝手に髪が生えてきたり伸びたりする魔法の薬ではありません。
そのため、生活習慣が乱れていたり強いストレス環境下に身を置いている方には、望んでいるような効果を発揮しない可能性が高くなっています。
健康な生活を送っていることを前提に、あくまでも補助の役割ということを忘れないようにしましょう。
育毛剤は髪を伸ばすためには有効
育毛剤には血行促進作用や皮脂除去作用のある製品もあり、この効果によって髪が伸びるということも充分に考えられます。
また、栄養付与効果のある製品もあるので、栄養がうまく髪に行き渡っていないような方はこちらを選びましょう。
ただし、これらの効果は健康的な生活を送っていて、正しいヘアサイクルを回している方が望むことができる効果となっています。
育毛剤はあくまで補助の役割しか果たさないので、生活習慣が乱れている方や強いストレス環境下に身を置いている方は、まずは生活リズムや環境を改善することから始めましょう。