そんな馬鹿な!育毛剤の使用でedになる恐れがあるってホント!? 2017.09.06
信じられない話かもしれませんが、育毛剤の中にはed(勃起不全)を引き起こす可能性がある製品があります。
しかし、商品を購入する前にしっかりと気を付けてさえいれば、こういった事態は未然に防ぐことが可能です。
今回は、育毛剤でedが起こるメカニズムとそうならないための対処法をご紹介します。
育毛剤の使用でedになる恐れがあるというのは本当
「育毛剤を使っていたらedになるってそんな馬鹿な…」
このように考えている方も多いですが、実際に育毛剤を使用していてその副作用でedになったという方もいらっしゃいます。
しかし、きちんとそのメカニズムを理解して正しく使用すれば、このような副作用に見舞われるリスクを回避して薄毛を改善することも可能です。
誰しもこのような事態に巻き込まれるのは嫌だと思うので、ここでそのメカニズムや対処法を学んでください。
育毛剤と副作用の関係性
edになる可能性があると言われると、育毛剤を使用することを少し躊躇してしまいますよね。
しかし、これは普段から育毛剤を使用している育毛剤ユーザー全員に起こる可能性があるというわけでは断じてありません。なぜなら、このような大きな副作用は、基本的には効果が非常に強力な製品を使用している方にしか起こらないからです。
では、効果の強力な製品を判別するにはどうすればいったいどうすれば良いのでしょうか。
製品の分類を購入前にきちんとチェック
育毛剤の効果の強さを判断する方法として最も一般的なのは、その商品の分類を確認するというものです。基本的に3種類で医薬品・医薬部外品・化粧品のどれかに当てはまるので、商品の側面や裏面を見て確認するようにしましょう。
効果の強さは医薬品>医薬部外品>化粧品となっており、医薬品が最も効果が強力な商品です。
また、商品名の前に薬用と付いている「薬用〇〇」のような商品をよく見かけますが、これは全て医薬部外品の商品となっています。
市販の育毛剤でedになるということはない
市販の育毛剤はそのほとんどが医薬部外品や化粧品です。そのため、使用していても市販の製品でedのような甚大な副作用を引き起こすことはまずありえません。
もちろん、一部の薬局や通販サイトでは医薬品を購入することはできますが、その医薬品の中でもedになるほど効果が強力なものはかぞえるほどしかありません。
ただ、やはり購入前にはきちんと効果を確認するようにしましょう。
専門のクリニックや海外から輸入している方は要注意!
市販の育毛剤ではedになるような心配はほとんどありませんが、専門のクリニックで処方してもらっている方は要注意となっています。
なぜなら、そこで入手できる育毛剤は市販のものではない可能性があるからです。
また、インターネットを通じて個人で育毛剤を海外から輸入している方も多くなってきましたが、こちらも市販のものではないので要注意となっています。
edの危険性がある育毛剤!プロペシアとザガーロ
プロペシアとザガーロは、どちらも使用によってedのような副作用を引き起こす可能性がある製品です。
どちらもAGAの治療薬として日本で認可されている製品で、頭に塗布するようなタイプではなく経口摂取するタイプの育毛剤となっています。また、飲むタイプの製品は、効果が頭皮だけではなく体全体に作用することが特徴です。
プロペシアとザガーロでedになるメカニズム
プロペシアとザガーロにはedになる可能性があると言いましたが、これはAGAの治療薬なので男性ホルモンを抑制する成分が含まれているからです。プロペシアにはフィナステリド、ザガーロにはデュタステリドという成分がそれぞれ含まれています。
また、どちらの成分もAGAの原因である男性ホルモンを抑制しますが、経口摂取タイプのため、その効果は全身に作用してしまいます。
その結果、必要な男性ホルモンにも影響を与え、勃起不全になる可能性があるというわけです。
プロペシアとザガーロ副作用はedだけではない
プロペシアやザガーロに含まれているフィナステリドやデュタステリドは、ed以外にも様々な副作用を引き起こす可能性があります。
肝機能障害や性欲減退に加えて、なんとうつ病を発症する可能性もあるそうです。
たしかに、AGAに対しては非常に強力な効果を発揮して薄毛を改善してくれますが、その裏ではこういった副作用が起こる可能性があるということも忘れないようにしましょう。
育毛剤を選ぶ際にはきちんと成分の確認をする
育毛剤の中には、edのような甚大な副作用のリスクを孕んでいるものも存在します。
ただし、基本的に市販の育毛剤にはこのような副作用はありませんのでご安心ください。どうしても、自分の使っている製品や購入を迷っている製品に副作用のリスクがあるのか心配だという方は、その製品が医薬品・医薬部外品・化粧品のどれに分類されるのかを確認してみましょう。基本的に医薬部外品や化粧品に分類されるものにedのリスクはありません。
商品を購入する際にはきちんと成分や分類を見て、副作用のリスクなどがないかを確認してから購入するようにしましょう。